新年明けきってます。
年末は苦行だったわ。
仕事がやたら忙しいのは思考を遮るわよね。
もうね何にも考えられないの。
家に帰ったら腑抜けなのよ。
だからね、本読んでリラックスしようと思ったのよ。
今年からテレビドラマ化されるって事で張り切って買ってきた本。
The Alienist
1890年代のニューヨークのミステリー
心理学者と新聞記者が連続殺人犯を探すって話なんだけどさ
これがさ、
つまんないの!!!!
あ〜あ言っちゃった。
アマゾンの評判は決して悪くない。
で、猟奇的殺人事件ってのは面白そうで楽しく読みたかった。
本当に期待したのに・・・
どんだけ読んでも全く始まらないの。
物語が。
だからもうそろそろ1ヶ月間読んでるの。
たった一冊に1ヶ月!
やめちゃおうって何度も思ったんだけどね。
テレビ化されるのよ。
映画化、テレビ化の前に原作を読む主義なのよ。
そこは譲れないの!!!
だから頑張ったわ。私。
それはそれは努力したの。
でもどうしても心理学の教科書としか思えない。
なんでかなぁ
会話が少ないからかなぁ?
人間味のない会話だから?
この辺からネタバレ。
1890年の雰囲気はすごく詳しく書いてあるの。
街並みが目に浮かぶようなの。
なじみ深いニューヨークの昔は楽しく読んだわ。
登場人物も一人一人を詳しく説明するの。
でもね、読んでも読んでも全く進まないのよ。
展開が遅いのよ。
事件が起きた!と思ったら
なんかね、月一で殺すらしい。
だから次の事件が起きるまでの1ヶ月間なんか身内間で愛だ恋だでもめてるの。
で、新聞記者がなぜか警視総監にこの事件調べてね!
って頼まれるわけ。
ハァァァ???
なんで? たかが新聞記者に捜査権ありませんから!
で、よっぽどの凄腕かと思ったらボンボンのすねかじりでさぁ
あれだな、運だけで推理しちゃうタイプだね。
で、パートナーが心理学者。
カウンセラーよ。
で、延々と犯人像をあーだこーだ言うのよ。学校の先生みたいに。
でも全部結局間違ってんのよ。
で、秘書に指摘されてんの。
で、秘書の推理が当たってるの。
で、中盤過ぎた頃に突然犯人指名するの。
この犯人ってのがさ、それまで一切全く微塵も出てきてないの。
確かにね、
現実ではそうよね。
警察は全くわかんない所から犯人見つけるんだからさ
それが正しいのよ。
でも!
ミステリーだったら驚きが欲しいじゃない!
エーーーこいつが犯人?!?!
ってどんでん返しがいいじゃない!
犯人も物語に組み込んでいかなくちゃ全く面白みがないじゃない!!!!!
で、もう事件が解決されようが、もっと殺人が起ころうが、犯人捕まろうがどうでもよくなっちゃったわ。
面白くなりそうな要素はいっぱい揃ってるのになぁ
このネタで東野圭吾か宮部みゆきが書いてくれたらよかったのに・・・
テレビ化に期待しよう。
というわけで1ヶ月無駄に過ごしちゃったからそろそろ真面目にブログしようと思ってるの。
今年はちゃんとアートについて書こう!