高校受験のないアメリカ、ニューヨークシティの進学事情と準備は早いに越したことがないって話

娘の新学年が始まりました。
7年生です。
アメリカでは1から高校卒業まで順番に数えるの。
中学とか高校でリセットしないの。
その地区によって5年生から中学だったり、6年からだったりマチマチだからなのよ。
でも高校はだいたい4年制ってのはどこでも一緒だわね。

ニューヨークシティでは高校は5区のどれにでも申し込むことができます。

マンハッタンがニューヨークだと思っているだろうけど、
ニューヨークシティといえば5区あります。
マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、そしてスタッテンアイランド

今まではこの地区に住まなくちゃ通えなかった高校も近年そのバリアを取っ払いどこでも通えることになったのよ。
住める場所ってやっぱり収入で決まってくるでしょ?
その辺の不公平感をなくして誰にでも可能性を与えるために!
後はあわよくば住宅密集を拡散するため!
としっかり腹黒い目的も含めた改革なのよ。

で、アメリカでは高校受験はありません。
一発勝負でない分、日頃の行いが全てなんです。

8年生の秋には希望の高校へと申し込みが始まり、その際に考慮されるのは7年生の成績なのです。

ということは!!!
今年が勝負なんだよ。
今までサボってても今年でどうにかすれば人生の勝利者になれるんだよ!!

とは言うものの、8年生の州立テストで良い成績を収めないと全てが泡となって消えるのですが。

でも7年生が大事なのは変わりない。
さらに遅刻欠席率なんかも見られるらしいからさ、私気が重いの。

だって!!!遅刻魔なんですもの!!!

どうしてだろうなぁ 時間が守れないのは?
なんであんなに自由なんだろう・・・

もうこればっかりは当人に任せられない!

このまま好きなだけ寝かせておいたらニートになるわ!!!
ニートだけは避けなければ。

目指せ!脱ニート

私の平和な老後のために私は教育ママになるわ。今年限定で。
私の心の平穏のために!娘を立派な生活力のある人間に育てるのよ。
そして社会人になったら自分の部屋を借りさせるのよ!!

10年後にあの子の部屋を私のアトリエにするのが私の夢。


という話を娘にしたら悲しそうだったので
うちに住み続けるなら将来は家事全部やってね。
と言ってみた。

どっちになっても私の勝ちだな。